試用期間の確認ポイント ─ 「試用期間あり」と書かれた時に聞くべき7つの質問
試用期間の確認ポイント ─ 「試用期間あり」と書かれた時に聞くべき7つの質問
求人票に「試用期間あり」と書かれていても、その期間の条件は求人票だけでは分からないことが多くあります。 試用期間中に給与が下がる、待遇が異なる、最悪の場合は本採用見送りなど、応募前に確認しておくべきポイントを整理しました。
この記事でわかること
- 試用期間の一般的な仕組み
- 試用期間中に確認すべき7つのポイント
- 応募前に聞くべき質問の例
- 試用期間と解雇の関係
試用期間とは
試用期間は、本採用前の「適正を判断する期間」として設けられる制度です。 労働基準法で禁止されているわけではなく、多くの企業で1〜6か月程度設定されています。
ただし、求人票に「試用期間あり」とだけ書かれている場合、以下の項目が不明なことが多いです。
- 期間の長さ
- 期間中の給与・待遇
- 本採用との差異
- 本採用見送りの基準
確認すべき7つのポイント
1. 試用期間の長さ
3か月が一般的ですが、6か月〜1年と長期の場合もあります。
質問例
試用期間の長さを教えていただけますでしょうか?
2. 試用期間中の給与
試用期間中は給与が低く設定されていることがあります。 「研修期間中は時給1,050円(本採用後 時給1,100円)」のように。
質問例
試用期間中の給与と本採用後の給与に差はありますでしょうか?
3. 試用期間中の社会保険
試用期間中も社会保険に加入できるかを確認します。 原則として加入条件を満たせば即日加入できますが、企業によっては「試用期間後に加入」とするケースもあります。
4. 試用期間中の賞与・有給
賞与の対象期間に試用期間が含まれるか、有給休暇の付与が試用期間後になるかを確認します。
質問例
試用期間中も賞与の対象になりますでしょうか?また有給休暇はいつから付与されますでしょうか?
5. 本採用見送りの基準
試用期間中に「適正がない」と判断されると本採用見送りになることがあります。 どのような基準で判断されるかを確認しておくと、心構えができます。
質問例
本採用見送りとなる場合、どのような基準で判断されますでしょうか?
6. 本採用見送り時の補償
労働基準法上、試用期間中の解雇も基本的には30日前の予告または30日分の解雇予告手当が必要です(採用後14日以内を除く)。 書面化されているかを確認しておきましょう。
7. 試用期間延長の可能性
試用期間が延長されることがあるか、その条件を確認します。
質問例
試用期間が延長される場合の条件はありますでしょうか?
応募前チェックリスト
- 試用期間の長さ
- 期間中の給与(本採用後との差)
- 期間中の社会保険加入
- 期間中の賞与・有給の取り扱い
- 本採用見送りの基準
- 本採用見送り時の補償
- 試用期間延長の可能性
試用期間は「お互いを見極める期間」
試用期間は、企業が応募者を見極めるだけでなく、応募者も企業を見極める期間です。 入社後に「思っていたのと違う」と感じたら、試用期間中の方が次の選択肢を取りやすいケースもあります。
まとめ
「試用期間あり」とだけ書かれた求人票は、応募前にいくつか確認しておくと安心です。 給与・社会保険・賞与・本採用基準の4点だけでも押さえておけば、入社後のギャップを大幅に減らせます。
この記事を読んだ方へ
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